こんにちは。
フォレスト出版編集部です。
「ワークライフバランス」
という言葉は、
このブログをお読みいただいている方の多くは
すでにご存じですよね。
ひと言でいえば、「仕事と生活の調和」。
仕事一辺倒ではなく、
仕事とプライベートのバランスを上手にとり、
できるだけ早く帰宅して、子育てにも一生懸命――。
そんな男性を夫に持つ奥さんは、
とても幸せですよね^^
理想の旦那さんであることは間違いありません。
「ニッポン人の働きすぎ」は貿易摩擦の原因となったり、
長時間労働によるうつ病、過労死などが問題化し、
日本でも「ワークライフバランス」という考えが
浸透するようになりました。
最近では、
「ブラック企業」「社畜」
といったキーワードも出てきて、
「働く」って何だろう? 「幸せ」って何だろう?
と真剣に考える人も多くなっているようです。
実にすばらしい思想であり、
人生の「幸せ」を考えれば、当然のことかもしれません。
しかし……!
これからは、
先行きが見えにくい時代です。
不況、倒産、リストラ……
いつどのような事態が起こるかわからないのが
今の世の中です。
会社員にしろ、独立している人にしろ、
ビジネスパーソンとして、
10年後も生き残れる存在でなければいけません。
そんななか、
「ワークライフバランス」だ!「イクメン」だ!
などと言っている間に、
ライバルに24時間365日、猛烈に働かれたら、
かなりの差がつけられてしまう可能性が高まります。
さらに、ワークライフバランスとは、
一見、進歩的な考え方というニュアンスがありますが、
そこには人生の成功、あるいは夢は目標という視点はありません。
あくまで、ワークライフバランスとは、
生活するための考え方であり、
お金を稼いだり、
自分の夢や目標を現実する考え方ではない
ということです。
『30代こそ「奴隷」から抜け出そう!』の著者・鈴木進介さんは、
「ワークライフバランス」の危険性について
次のように触れています。
仕事の現場では、
やはり結果を出す人間が評価されるものです。
それにもかかわらず、
世間の流れが「ワークライフバランス」だからと、
とにかく早く仕事を切り上げて帰宅しようとする姿勢、
少しでも休みを多くとろうとする姿勢、
これでは仕事で結果を出すことはできません。
同僚や上司から評価されることも難しくなるでしょう。
いつしか、「ワークライフバランス」という考え方を、
仕事から逃れるための言い訳の道具にしてしまうほど、
感覚が麻痺する危険性もあります。
そして、
「ワークライフバランス」で
失敗しないために、必要な考え方
を次のように提示しています。
ワークライフバランスとは、
天秤で家庭に比重をかけることではありません。
あくまでも〝適時〟バランスをとることなのです。
バランスにこだわるのであれば、
仕事と家庭のバランス配分を
適時「切り替える」柔軟さこそが大切なのです。
家庭に比重を置くことは、世間体も良く、
家族を一時的に喜ばせることはできるでしょう。
しかし、それが原因で
10年後に仕事がなくなってしまっては元も子もありません。
人間誰しも、「頑張りタイム」が必要です。
「頑張りタイム」とは、
ここぞという勝負をかけるべき仕事や会社から、
重責を担うプロジェクトなどを乗り切るための期間のことです。
そんなときに、仕事を犠牲にして
家庭に比重を「置きすぎる」と、
自分の成長のチャンスを自分で奪ってしまいます。
(中略)
一時的に仕事と家庭の時間のバランスを欠いたとしても、
「頑張りタイム」を乗り切った者だけが、
長期的に快適なバランスを手に入れることができる。
そんな視点が若いときほど必要になります。
若いときは「頑張りタイム」を
乗り切るだけの体力が十分にありますので、
成長を加速させやすいからです。
この「頑張りタイム」のときには、
1週間の概念を変えると効果的だと言います。
「頑張りタイム」の一定期間だけは
「土日」という概念を捨て、
7日間の時間再配分を行なう
のです。
たとえば、水曜と金曜は
それぞれ半日は小休止にあてて、
残りはできるだけ使い切るというものです。
「ワークライフバランス」を実践しながら、
「10年後も活躍するビジネスパーソン」になるための条件は
次のようになります。
●「頑張りタイム」を持つ。
●「頑張りタイム」をどこで設定するのか?
●「頑張りタイム」を家族にプレゼンして、
いかに応援してもらうか?
いかがですか?
仕事を逃れる言い訳にすることなく、
家庭のために仕事を犠牲にすることなく、
仕事も家庭も充実させるためにも、
ぜひ実践してみてくださいね。
常識を捨てた世界にこそ、人生の成功があり、
常識に囚われた世界にそれはありませんから!
今回の記事で参考にした書籍
『30代こそ「奴隷」から抜け出そう!』では、
「ワークライフバランス」以外にも、
「キャリアアップ」
「人脈術」
「資格」
「SNS」
「副業」
などのテーマに対して、
どのような思考を持って、実践していけば
「10年後も活躍できるビジネスパーソン」になれるかを
具体的に説き明かしています。
ぜひ書店で手に取ってみてくださいね。
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