2013年10月8日火曜日


こんにちは、
編集部のイナガワです。


世の中、これでもかと思うくらい
クイズの世界であふれていますね。

ちまたでは、クイズ番組があふれている

テレビ番組では、
「Qさま」「ミラクル9」「オールスター感謝祭」など。
(制作費が安いということもあるようですが)

また、クイズアプリでは、
「魔法使いと黒猫のウィズ」というロールプレイング型の
クイズゲームが、800万ダウンロードを突破し、
テレビCMまで放映されています。


編集という仕事をしておりますと、
それぞれの専門分野で活躍されている
著者の方とお付き合いするせいか、
これまで知らなかった様々な知識を
得ることができます。

ゆえに、物事について深くは知らないけれど、
広く浅く知っている
という、
一種、雑学博士のような状態になります。

編集者は物事を浅く広く知っている

そして時々、子どもがクイズ番組を見ていると、
一緒になって熱中してしまい、
ついつい子どもにいいところを見せようとしてしまいます。
(さすがに、子どもよりは解答できるので)


とにかく、理由は様々だと思いますが、
これほどクイズが世の中にあふれているということは、
人はクイズに何かを求めている証拠です。
(あれほど試験を受けてきたにもかかわらず、好きなのかと……)

それは、

・「自分の記憶力」が確かであるか、
・「脳が衰えていないか」を確かめる、
・「脳トレの一環」として知識を入れる、

など、いずれにしても、
将来の不安から求めていることもあるのではないでしょうか?
(だから、芸能人を使ってレベルを下げ、
クイズの答えがわからなかった
視聴者の溜飲を下げているのかと思います)


そんな努力をしても、
年齢とともに記憶力は低下していきます。

また、記憶すること自体が、
大の苦手という人もいるでしょう。


しかし、

「記憶力は悪くてもいい。
記憶力が低下していくほど、実は幸せになれる。
これが本当の脳のメカニズムである」

と言われたら、どうでしょうか?


もしこれが本当ならば、
必死になって物事を覚える必要などなくなります。


一時、「脳は新しい体験を欲している。
だから、脳は常に活性化が必要である」といった、
いわゆる脳ブームが起こりました。

今回の論は、
まったくの逆説と言っていいかもしれません。


なぜなら、脳は忘れるほど幸せになれるというのですから。

脳は忘れるほど幸せになれる

「記憶は忘れるために存在する」という仮説を
脳のメカニズムから証明したのが、
慶応義塾大学大学院、システム・デザイン研究科の
委員長であり、教授
である、
前野隆司先生です。

前野先生は、
超音波モーター、ロボット触覚の世界で
数々の論文が認められている、
ロボティクスの専門家。


そんな前野先生の最新刊が発売になりました!

脳は記憶を消したがる

『脳は記憶を消したがる』


工学博士・前野先生は、
脳のメカニズムを「人間を単純化したモデルである
ロボットを介して、システムである人間を理解する」、
つまり、一見複雑に見える「人間の記憶」というものを、
あたかも機械の動作のように解き明かしていこうという、
大胆な仮説を証明していきます。


さらに、忘れてしまったり無意識化してしまったりすることは、
最終的には、人間の脳が成熟した証拠であり、
忘れていくことが、人生の幸せにつながっていくという、
これまでの脳科学の考え方から逆説的な視点で答えを導いていきます。

前野先生は言います。

「人は学習を繰り返しながら成長する。
その過程において、記憶が必要となるが、
いつまでも記憶しようとする脳は、成熟した脳ではない」


ぜひ、本書を読んでみてください。
記憶という呪縛から解放されたとき、
あなたに「成熟した脳」の完成と、本当の幸せが訪れます。




▼本日ご紹介した1冊はコチラ

脳は記憶を消したがる






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