2014年1月10日金曜日


こんにちは、
フォレスト出版トリガキです。


今年のお正月は9連休という方も
多かったのではないでしょうか?


御多分に漏れず、私も9連休をいただいたのですが、
長いお休みをいただくと、普段と違うことを考えたり
忙しい日には、手に取らないような本を読んだりした方も
多いのではないでしょうか?


私も、買ったものの
なかなか手付かずだった本を何冊か読みました。


その中でも、
特に感銘を受けた『等伯』(安部龍太郎著)について
今日はお伝えしたいと思います。

等伯 安部龍太郎著

もともと、歴史に疎い私は、歴史小説を読むと
数ページで眠くなってしまうのが常ですが、
この小説は本当にわかりやすく書かれており、
情景が目に浮かぶようで、感情移入しやすく
歴史小説を普段読まない方にも大変おすすめです!


何が面白かったかというと、
ストーリーももちろんですが
やはりこの時代の人の並みならぬ卓越された精神です。


この本は、安土桃山時代から
江戸時代にかけての舞台なのですが、
この時代は、
勢力争いと戦の絶えない、まさに激動の時代です。

切迫しているが故、怪しい動きをする者があれば
即座に罪をかぶされ、闇に葬られてしまうということも多々・・・
(まるで北朝鮮のようです。)


主人公の長谷川等伯(信春)も、
ちょっとした危険を冒したがために
ある日帰宅すると、家は荒らされ、
両親はすでに亡き人となっていました。

そんな中、権力者を頼り、世に名を馳せることは、
自分のみならず、家族や一族の危険も大きくはらみます。


この小説には、千利休も度々出てくるのですが
長谷川等伯も含め、
この時代に生き今もその名を残している人は
名実ともに命を懸け、その道を極めていたようです。

それは、本当に半端ない精神がなくてはできません。
甘さは全くと言っていいほどありません。


実際、千利休は自害という恐怖を前にし、
助け船を出されても、一向にひるまず
「ここで屈しては、すべてがダメになる」
と自らを貫き通し、自害しました。
(その結果、利休の首は、非常にみじめな姿でさらしものにされ
それを見た等伯は深い衝撃を受けます。
その一部始終の細かな描写も必読です!)

また、長谷川等伯もラストシーンでは、
自らの命を懸けて、絵を描きあげます。


このように命の恐怖にさらされても屈しない精神、姿勢に、
ただただ感銘を受けました。

何百年もの時を経ても今なお人の心を打つ
長谷川等伯や千利休の世界観。


やはり、これほど卓越したホンモノは、
時を超えても価値は一向に劣るどころか、
ますます価値が高まるもの
なのだな~と改めて
この一冊を読んで痛感しました。


そこで、思い出したのが、水野和敏先生です。

水野和敏氏

水野先生は、時と共に価値が下がるものではなく、
時と共に価値が上がるホンモノを創り出す力
日本に根付かせようと
“生きる力プロジェクト”を昨年起ち上げられました。


グローバル化により、より安いとところから調達することで
利益を上げるディスカウント戦略や
ものの作り替えなどではなく、
全くオリジナルのものを生み出す力、創造力、
時を経ても失われない価値を
生み出す能力を開発していこう
とする
のが
このプロジェクトの目的です。


本プロジェクトの2014年度のキックオフイベントが
いよいよ1月19日東京・青山で行われます!

生きる力

「最近なんかぱっとしないな・・・」
「近視眼的ではなく、もっと長い目で見て行動したい・・・」
「恒久的な価値を創り出したい・・・」
「もっとホンモノの生き方に触れたい・・・」


こういった思いをお持ちの方に大変おすすめです。


あなたもホンモノの世界に触れてみませんか?
▼詳しくはこちら
http://www.forestpub.co.jp/ikiruchikara2/
締め切り間近です!


▼水野和敏氏について知りたい方はコチラをどうぞ

非常識な本質






1位目指してがんばってます!
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