こんにちは、
フォレスト出版です。
「留学する余裕はない。でも、英会話スクールなら何とか通えそうだ。
英会話スクールで勉強しながら、英語をじっくりマスターしよう」
英語を真剣に勉強しようと考えている人ほど、
こうして英会話スクールに通う人も多いことでしょう。
しかし、英会話スクールに通って、
英語ができるようになった人をまず見たことがありません。
おそらく、ほとんどの人は、
留学しても、英会話スクールに通っても、
英語をマスターすることはできないでしょう。
これはいったいなぜでしょうか?
実は、留学も英会話スクールも
言語習得のサイクル上、決定的な弱点があり、
いつまでも英語がマスターできないのは、
そのせいではないかと考えています。
では、両者における言語習得サイクル上の
決定的な弱点とはいったい何でしょうか?
■英会話スクールの決定的な弱点とは?
両者の決定的な弱点。
それは、インプットとアウトプットを同時に行う点です。
赤ちゃんが言語を習得する過程を思い浮かべてみてください。
赤ちゃんが言語を習得する際には、
必ず「言語をしゃべらない期間」が存在します。
実は、この期間を言語学では、
「サイレント・ピリオド」
と言います。
たとえば、赤ちゃんは、生まれてすぐに
「お父さん」「お母さん」などとは言いません。
一定の沈黙期間、
つまり言語をインプットする期間を経て、
次第にアウトプット(=発語)をするようになる。
これが、言語習得の自然な流れです。
これに対し、
英会話スクールはどうでしょうか?
たとえば、
「How are you? (元気?)」
というフレーズを覚えさせ、その場ですぐに
「Fine! (元気だよ!)」
と発語させます。
留学も同様です。
まわりの人たちと会話をするためには、
インプットもそこそこに、強制的にアウトプットをするしかありません。
つまり、留学も英会話スクールも、
ともに言語を習得する上で必要不可欠な
【サイレント・ピリオドを作ることができない】のです。
インプットとアウトプットを同時に、
延々と繰り返すしかありません。
たしかに覚えたフレーズをその場その場で使えば、
さも英語で会話をしている雰囲気を味わえることでしょう。
1つ1つのフレーズを暗記するたびに、
英会話が上達しているように感じるかもしれません。
■それは錯覚にすぎません。
たしかに、インプットしたフレーズを
その場でアウトプットしながら覚えていくという勉強法は、
一見効率よく見えます。
しかし、言語習得の自然な流れからすると、
サイレント・ピリオドを作らない勉強法は、
いかに逆行したものであるか、アナタなら
お分かりいただけるのではないでしょうか?
英語をマスターしたいのであれば、
言語習得の自然な流れを無視してはいけません。
言語習得に適した自然な流れを無視して勉強をしても、
時間と労力がかかるだけで、思ったほどに成果は出ないものなのです。
では、言語習得サイクルの自然な流れとして、
あなたの英語学習にサイレント・ピリオドを取り入れるためには
いったいどうすればいいのでしょうか?
■サイレント・ピリオドを作る方法
意識しなければならないのは、
インプットとアウトプットを切り離すこと。
つまり、インプットを行った後、
「一定の沈黙期間」=「サイレント・ピリオド」
を意図的に作るのです。
さらに、
「英語を習得したければ日本語を使ってはいけない」
という理論を目にすることがありますが、
その方法は厳しいとあなたも思っているはずです。
たしかに最終的には、日本語を使わず、
「英語を英語でとらえる感覚」=「英語を聞いて即イメージ化できる能力」
を身につける必要がありますが、
ある程度英語ができるようになるまでは、
日本語を使ってかまわないのです。
脳の構造として、自分に関係ないもの、
理解できないものはスルーをしてしまうという傾向があります。
もし、日本語を使わず、
英語だけで英語を学ぼうとすると、
自分に関係のないものとしてスルーされてしまう危険があります。
そうしたことを避けるためにも、
はじめは和訳を見てかまいませんので、
和訳で英文の内容を理解し、イメージを頭の中につくりましょう。
イメージがしっかりできたら、
再度CDやDVDなどを聞きながら、そのイメージをリンクさせていきます。
英語を聞いたら即イメージ化できる感覚を、つかんでください。
■「サイレント・ピリオド」を作るのに最適な方法
この「サイレント・ピリオド」をつくるのに、
最適な英語教材が
『小川麻琴のドラマチック・イングリッシュ』
です。
本教材は、スキマ時間でも見やすいよう、1話5分の
日常における様々なシチュエーションによるドラマで
構成されています。
5分という短い時間で区切りがつけやすく、
サイレント・ピリオドの時間にすぐに入れます。
ドラマでは、日常によく出る英会話だけでなく、
TOEICテストで注意すべきポイントやスコアアップのコツを
主演のモーニング娘。OGでTOEIC800点を取得した
小川麻琴さんが教えてくれます。
通常のCD学習と違って、
ドラマで脳に映像化されるため、
生活の一場面をバーチャルに体験することが可能。
そのため、臨場感・リアリティが高く、長期記憶化には最適です。
他にも、全10本の講義映像やインタビュー映像、
TOEIC模試1回分も収録されています。
ぜひ、来年こそは、本教材で
「サイレント・ピリオド」をつくり、
使える英語力を手に入れましょう。
▼英語学習の新時代、ぜひ体験してみて下さい
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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