2015年1月9日金曜日




こんにちは。
フォレスト出版編集部です。

今回のブログ記事は、
【経営者(個人事業主含む)】【営業パーソン】
【小売店店長・販売員】【マーケティング担当者】など、
多くの方にかかわるテーマとなっていますので、
お時間の許す限り、ぜひ最後までお読みください。


自社の商品やサービスの売上が伸び悩むと、
あらゆる策を講じると思います。


その1つに、

「値引き」

があるでしょう。

「値引き」は、
お客様にとって、確実にメリットがあります。


同価値のものが、
より低い価格で手に入るのですから、当たり前ですよね。

お客様に高い付加価値をもたらすわけですから、
売り伸ばしを図る上で効果が期待できます。


しかし……

すべて理屈通りにいくとは限りません。


「値引き」によって、
お客様の財布のヒモを緩めるどころか、
財布のヒモを固くしてしまう可能性がある

のです。


このことについて、
昨年12月に刊行され、売れ行き好調の新刊
『「空気」でお客様を動かす』(横山信弘・著)
「空気」でお客様を動かす

の中では、次のような例を挙げて、指摘しています。


たとえば、雑誌でチェックした洋服がとても素敵で、紹介されていたお店を訪れてみたとします。通常価格は「23000円」。少し値が張りますが、素敵な洋服だったので、妥当な値段だと受け止めていました。
ところが実際にその洋服を前にしたところ、店員がすぐに寄ってきて、「それ、値引きできます」と言われたら、「しっくり」くるでしょうか?
「通常価格23000円のところ、今なら19000円でお渡しできます。いかがでしょう
か」
お客様が「ほしいけど高い。もっと安かったらいいのに」と思っていたら、お客様にと
って、とても喜ばしい提案です。

(中略)

しかし、
「もともと23000円の価値はなく、19000円の価値しかないのでは?」と受け止めてしまいます。
キャンペーン期間中に購入しないことを決めたお客様が、後日またお店へ足を運び、ま
た同じ洋服に「23000円」の値札がついていたら、どう受け止めるでしょうか。
「しっくり」くるでしょうか?
店員を呼び、「これって、値引きはできませんか?」と質問したくなります。そして
「もうキャンペーン期間は過ぎていますので、定価の23000円となります」と言われるでしょう。
しかし、なぜか「しっくり」きません。
すでにお客様の頭には「23000円」の価値がないと思い込んでいるから、「そんな高い値段では買えない」と考えてしまうのです。
雑誌でチェックしたときは「23000円なら妥当だ」と思っていたにもかかわらず、です。
何らかの条件のもとに値引きされたのならともかく、店員のほうから積極的に値引き提案をされた場合、価格に対する信頼性は著しく落ちます。
ですから、お客様は商材に対する正しい価値判断ができず、さらに値引きの要求をしたくなるのです。



著者の横山さんは、
「値引き」が喜ばれるケースについても言及しています。


値段を安くして喜ばれるケースは、商材の価値基準が変わらない場合に対してのみです。
自動販売機が並んで設置されてあり、どちらにもまったく同じ銘柄の、同じ容量の缶コーヒーを売っていたとします。
しかし、値段だけが異なり、右側の自動販売機では「130円」で、左側の自動販売機では「100円」で売っていた場合、(中略)誰もが迷わず「100円」のほうを購入するでしょう。どちらの缶コーヒーも同価値だと受け止めるからです。
しかし、銘柄が違うケースではどうでしょうか?
右側の自動販売機で売られている130円の缶コーヒーは、コーヒー専門のメーカーが作
っています。左側の100円のものは、大手飲料メーカーが作った缶コーヒーです。それでも多くの人は100円の缶コーヒーを選ぶでしょうが、なかには、「コーヒー専門メーカーが作った缶コーヒーだから30円高いのかもしれない」と思い込む人もいます。
実際に飲み比べてみても、「確かに、こちらの130円の缶コーヒーのほうが香りが高く、おいしい気がする。やっぱり130円のほうがうまい」と感じたりします。
このように「価格が高い」というだけで、あたかもその「価値も高い」と思い込む心理作用のことを「ヴェブレン効果」と呼びます。


いかがでしたか?


ここにご紹介した事例は、
販売に関するものでしたが、


法人向け・個人向け営業パーソンでも、
ネット系・サロン系個人事業者でも、
商品・サービスを売る側すべての方に
同じことがいえます。


【値引き】が
効果的なケースと逆効果のケースがあることを
しっかり認識しておく必要がありますね。
むやみな【値引き】は、避けたいものです。


さて、今回ご紹介した書籍
『「空気」でお客様を動かす』(横山信弘・著)
ですが、


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今回ご紹介した本はコチラ
『「空気」でお客様を動かす』(横山信弘・著)
「空気」でお客様を動かす







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