こんにちは。
フォレスト出版編集部です。
いよいよ2015年もスタートし
今日が仕事始めの方も多いのではないでしょう。
新年を迎えて、
1年の目標や抱負を掲げている人も
多いのではないでしょうか。
経営者や個人事業主の方であれば、
「今年は、昨対比110%以上を目指す」
小売店店長、販売員の方であれば、
「今年こそ、史上最高の売り上げをつくる」
商品・サービスの開発担当者であれば、
「今まで仕込んできた新商品を完成させ、市場での拡販を目指す」
営業パーソンであれば、
「必ず売上目標を達成させる」
などなど、
それぞれの立場で
さまざまな目標や抱負があると思います。
さて、そんな期待を膨らませているときに
水を差すようで恐縮ですが、
期待をしていた自社の商品やサービスが、
「思った以上に売れなかった」
という経験をしたことはありませんか?
それは、なぜか?
多くの人は、
「商品やサービスが
お客様のニーズに合っていなかったから」
と思うでしょう。
その中には、
「価格が高いから」
「スペックが過剰だから」
といったことも含まれます。
しかし、本当にそうなのか?
と疑問を投げかける人がいます。
企業の現場に入って
目標を絶対達成させる
超人気コンサルタントの横山信弘さんです。
横山さんは
昨年12月に刊行された新刊
の中で、次のように語っています。
ニーズに合った商品を開発し、お客様にその事実を正しく認知してもらえれば、本当に100%確実に売れるのでしょうか?
もしそうであるなら、すべての商取引は電子商取引に置換できるはずです。人間が営業や販売行為をしなくても、結果が同じになるでしょう。
(中略)
どんなに技術が発達しても、2014年現在において、絶対に売れる商品を開発することはできません。
たとえば、商品のターゲット層を想定してアンケートを作り、1000人、2000人の対象顧客に調査すれば、正しい答えが出てきそうな気がします。
しかし、現実はそうなっていません。本当に「お客様の声を拾えば、売れる商品を開発できる」というのであれば、マーケティングリサーチに膨大な投資をするだけで、売れる商品をこれまでも簡単に開発できたはずです。
(中略)
企業は、売上や利益を上げるために、真剣に商材を開発し、市場に投入しているはずです。ヒットするかどうかは別にして、「そこそこは売れる商材」を取り扱っているはずです。
確かに、よっぽどの理由がないかぎり、
最初から「売れない」商品やサービスを
開発している人(会社)はいないでしょう。
では、
「思った以上に売れない」のは、
何が原因なのでしょうか?
横山さんは、ズバリ
「それを売る人」のせい
(前略)現実には、販売行為をする「人」によって、たとえ同じ商品でも「売れる」「売れない」が変わるのです。人だけでなく、「場所」や「時代」「流行」によってお客様の購買欲は変化します。
もともとのニーズがなかったにもかかわらず、何かの心理的な影響によって「その気」になり、後付けでニーズが発生することがあります。反対に、ニーズがあったにもかかわらず、何らかの影響でニーズが消滅することもあるのです。
現場に入っていて強く思うことは、「お客様のニーズに応えていないから売れない」とばかり言う営業は、本人こそがそう思い込んでいるという事実です。
これは、商品の問題ではなく、本人の問題です。どうせ「売れない」と思っている営業では、やはり期待以上に売れません。
「価格が高い」と思っている販売スタッフを前にすると、お客様もまた「高い」と感じてしまうものです。これが脳のミラーニューロンによる「感化」の作用です。個人の醸し出す空気の問題なのです。
商品(サービス)力、価格、マーケティング力
といった条件が同じでも、
売れる人(会社/店)、売れない(会社/店)が存在するのは、
売る側の出す空気が大きく影響しているということなのですね。
では、
どのように「売れる空気」をつくっていけばいいのか?
については、
本書の中で詳しく解説されているので、
ぜひチェックしてみてくださいね。
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◎【マーケティング分析】映画「アナと雪の女王」のヒットは、再現できるか?
◎【発売2日で重版】お客様の「ニーズ」は、いとも簡単に発生し、更新される
◎【徹底分析】売上を大きく左右する、3種類の「お客様」の属性とは?
▼本日ご紹介した1冊はコチラ
『「空気」でお客様を動かす』(横山信弘・著)
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