こんにちは! 編集部のRです。
田舎が嫌で飛び出したヤツって、
東京行ってもダメよねえ。
逆にさ、田舎が好きな人っていうのは、
東京に行ったら行ったで
案外うまくやってけんのよ、きっと。
結局、場所じゃなくて、
人なんじゃないかなって思う、最近。
とは、
話題沸騰の連続ドラマ小説「あまちゃん」の中で、
キョンキョンこと小泉今日子が語った言葉です。
スナック梨明日でのキョンキョン
このシーンをテレビで見たとき、
「うん、うん、そのとおり!」と
思ったものです。
胸にグサリと来ました。
私はド田舎出身で、
中高時代は地元がイヤでイヤで、
早く東京の大学に行きたくて仕方ありませんでした。
何の根拠もないのに、
東京に明るい未来が待っていると
信じて疑わなかったのです。
しかし、上京後数カ月で、
キョンキョンの言うとおり、
結局は自分の努力でしか環境は変えられないことを、
痛感したのでした。
誰でも、
話しやすい相手、話しづらい相手
がいるはずです。
しかし社会人になれば、仕事や結婚で
話したくない人と話さなければならない場面なんて
しょっちゅう出てきます。
子どもじみた選り好みはできません。
それに、
いくら話しづらい相手だからといって、
相手を非難したり、逃げたりするのは、
地元は嫌だと言って、東京に飛び出してきた
田舎者みたいなものです。
キョンキョン風に言わせていただければ、
こういうことだと思います。
結局、会話も相手ではなく、
自分なんじゃないかなって思う、最近。
つまり、
自分の「話す力」を上げることでしか、
対人関係は改善されません。
ということで、前置きが長くなりすぎましたが、
本日ご紹介したい本は、
先月刊行された話し方研究所代表である
福田健先生の
『「話す力」を身につける本』です。
ここでは特別に、本書で詳説されている
「話し上手・会話上手の3つのポイント」を
サラッとご紹介しましょう。
①自分の話したいことではなく、相手の話したいことを話す
もちろん、メンタリストみたいに相手の心を透視して、
何に興味があるのか探るわけではありません。
相手の話や趣味から
「何に興味があるのかな?」ということを推察し、
見つけたテーマ(=チャンスボール)を
やさしく相手に投げるのです。
自分の話ばかりしていては、
相手はエラーしてしまいます。
それでは良好なキャッチボールはできませんよ。
②他人の言葉ではなく、自分の言葉で話す
「こんなことを言ったら、どう思われるか……」
そんな不安をお持ちの方はいらっしゃるかと思います。
しかし、
相手の目を気にして自分の意見をしまいこむのは、
自分を否定することです。
自分を大事にすることで、
はじめて相手のことも大事にできます。
自分の思っていることや感じたことを正直に話すのは、
とても勇気がいることですが、
だからこそ相手の心に届くのです。
もちろん、「ほどほど」が大切ですが……。
③相手がうまく話せるように、聞き上手になる
会話が苦手という人は、
「何か話さなければ」とか、
「気の利いた話をしなければ」と
考えこんだりして大事なことを見落としています。
それは「相手の話に耳を傾ける」こと。
コミュニケーションを一方通行にしないためにも、
「話す」「聞く」のバランスを保たなければなりません。
「話を聞いてほしいと思ったら、
先に相手の話をよく聞くこと」
東京では暗かった「あまちゃん」の主人公は、
田舎に引っ越してから会話上手になりました。
まさに、上記の3つのポイントを習得したかのよう。
本書の一部をかいつまんだだけですが、
いかがだったでしょうか?
意外と、簡単だと思いませんでしたか?
本書では、
このように言われてみれば簡単だけど、
なかなか気づくことができない
会話テクニックが満載です!
ぜひ、ご覧になってみてくださいね!
きっと、
「あの人」と話しづらいのは、
「あの人」のせいではありません。
結局は、「自分」の気配りしだいで、
人間関係が険悪にも良好にもなる。
ということだと肝に銘じておきたいですね。
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