こんにちは、
フォレスト出版編集部のSです。
8月の新刊
『子どもが変わる 怒らない子育て』(嶋津良智 著)ですが、
なんと、発売10日で4万部を突破しました!
「怒らない技術」のシリーズとしては、
累計で79万部になりました。
お買い上げくださったみなさん、
本当にありがとうございます。
さて、実は、私……
結婚もしていなければ、子育ての経験もないのですが、
昔から、出産・育児モノの
エッセイやコミックを読むことが趣味でした。
きっかけは、姉の部屋にあった、
石坂啓さんの『赤ちゃんが来た!』(朝日新聞社)。
90年代の育児モノの名著でしょう。
可愛いイラストとともに、
子どもができることで、日常が一変していく様子が、
小学生の私でも面白かったのだと思います。
その後、
内田春菊さんの『私たちは繁殖している』(ぶんか社)、
桜沢エリカさんの『今日もお天気』(祥伝社)などを
むさぼり読んできました。
そして、今、私がおススメする最もホットな育児モノは、
『のだめカンタービレ』の作者である、
二ノ宮知子さんの『おにぎり通信~ダメママ日記~』(集英社)。
すっとんきょうなキャラクターが笑いを巻き起こす
『のだめカンタービレ』の作者本人の育児はそれこそ破天荒。
「チョコ食べてもいい?」と聞く子どもに、
「子どもだったら子どもらしく、
親に隠れて食べろ!」
と言い放つ作者。
規格外の育児を知りたい人は、ぜひ読んでください。
とはいえ、子どもの人格形成に大きな影響を与える育児に、
こんな荒々しいマネはできないですよね。
そんなアナタには、
「怒らない子育て」を推薦します!
巷にあふれる育児モノで
必ず取り上げられているテーマがあります。
それは、
「子どもが思いどおりに動かない!」
ということ。
朝、子どもを起こして、着替えさせて、
朝食を食べさせて、出かける支度をして……
料理や洗濯、家事も待ってくれません。
せめて自分のことは自分でしてほしい!
そんなふうに叫びたくなってしまうのももっともです。
振り返ってみると、朝から晩まで
「早くしなさい!」と言いっぱなしになっているかもしれません。
『子どもが変わる 怒らない子育て』には、
こんなお話が出てきます。
著者の嶋津先生が講師を務める
「おこらない子育て」セミナーで、いつも、お子さんに、
「早く、早く」と言ってしまっているおかあさんがいました。
おかあさんは、自分がどんなときに、
「早く」と言ってしまっているかを調べてみました。
すると、子どもが朝、テレビを見ているときに頻繁に「早く」
と言っていることがわかりました。
そこで、おかあさんと子どもで、
「すべての支度が終わるまでテレビは見ない」
という約束をしました。
着替え、食事、歯磨きなど、やるべきことをちゃんとやって、
余った時間でテレビを見るようにしたのです。
子どもにはどの順番で何をやるのかをちゃんと伝え、
何時までにこれをやるという「朝の時間割」を作って、
見えるところに貼っておきます。
それを見れば、子どもは何時までに
何をやればいいのかわかるのです。
すると、徐々に子どももやることを理解し、
おかあさんも余裕ができて
「早くしなさい」と言わないで済むようになった、
ということです。
(P134~136から抜粋)
こんなお話もあります。
子どもの集中力ってスゴイですよね?
私も子どもの頃、マンガに夢中になっていて、
「ご飯よ~!」と呼ばれるのに気づかず、
いつも怒られていました。
そんな、何かに夢中になっている子どもに
動いてほしい時は、こんなコツがあります。
夢中になっていることを途中でやめるのは
大人だってイヤなものでしょう。
クロスポジション(※自分と子どもの立場を入れ替えてみる)で
想像してみてください。
大好きな趣味をしているときに用事を頼まれたら、
「キリのいいところまでやらせて」と思うでしょう。
お気に入りの俳優の出演している
ドラマの最中に来客が来たら、
最後まで「見ていたい」と思うでしょう。
誰しも、やっていることを途中で遮られたら、
イライラするものです。
ですから楽しいことをしている子どもに、
何かさせなければいけないときには、
気持ちよく切り上げられるように工夫しましょう。
夕方、子どもがテレビを見ていて、そろそろお風呂に入る時間になったとしたら、
「その番組が終わったら、お風呂に入ろうね」
「そのコーナーが終わったら、テレビを消してね」
というように、区切りのいい、
子どもが納得できるところでやめる約束をします。
このとき親から見て、
そのことにかかる時間をだいたい予測して、
子どもも満足する量を設定することが大切です。
一方的に「お風呂入って」「ご飯の時間よ」「帰るよ」と
親の都合で進めてしまうのではなく、
そのときの子どものやっていることに寄り添って、
「ここまで」という子どもが納得できる区切りを伝えると、
動いてくれるでしょう。
(P139~141から抜粋)
子どもと接することは、根気がいるもの。
いつもうまくいくとは限りませんが、
少しでも実践してみてください!
お役に立てましたら、うれしいです^^
▼今回ご紹介した1冊はコチラ
▼詳しい内容はコチラをご覧下さい
http://www.2545.jp/bookPage/089.html1位目指してがんばってます!
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