2014年3月13日木曜日


こんにちは、
フォレスト出版の杉浦です。


今回から3度に渡って、
『本当は語学が得意な日本人』の著者
ジョー・リーさんのインタビューをお届けします。

ジョー・リー氏

インタビューの中では
15ヶ国語を話せるというジョーさんに
マルチリンガルならではの語学を学ぶ秘訣
多言語を話せる人ならではのメリット・デメリット
また今回の出版秘話などについて語っていただきました。

熱く語っていただきました

●いままで語学を学んできた人
●これから語学を学んでいきたい人
にとって必見の内容になっています。


グローバル化が進む社会にヒントが欲しい人や
語学に限らず、何か達成したい目標がある人も、
読んでおいて損はありません。

どうぞ最後までお楽しみください!


(聞き手)
フォレスト出版編集部 『本当は語学が得意な日本人』担当編集者 杉浦

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◆出版秘話

杉浦:
私がジョーさんと出会ったきっかけは、私の知り合いが月に一回、麻布のあるカフェを借りて一芸に秀でた講師を呼んでみんなで話を聞こう、という会をやっていて、その1人がジョーさんでした。

まずメールで案内が来たときは、
15カ国語話せるってことに「えーっ!」って。

ちょうど会社でも英語の企画をやりたいと思っていたおり、
マーケティング部長に「どうですかこの人」って相談してみたら、
「知ってるよ。飲み友達だよ」って(笑)。


ジョー:
シンクロニシティが起きたんですよね(笑)。
そこから、けっこう急ピッチで出版の話は進みましたよね。


杉浦:
そうですね。普通は企画書の段階でも6ヶ月はかかるはずなんですけど、その企画書も会ってからすぐ次の編集会議に出すことが決まって、また1ヶ月くらいで出版が決まって。


ジョー:
それからすぐに書いてくれって言われて、そのときにはまだそんなに早く書くとは思っていなかったから、なんとか待ってくださいって何度もお願いして……(汗)

出版にあたりかなり無茶ぶりをされたジョーさん

杉浦:
すみません(汗)。
それでもジョーさん、ちゃんと〆切までに出してくれるんですよね。本当にすごいです。そんな人なかなかいないので(笑)。しかも、ライターを通さず全部自分で書くんですから。


ジョー:
実は僕、出版が決まったすぐ後に出版塾に通ったんです。とにかく期限を守ること。絶対に期限を守ること。その上で自分の中で締切をもう1日前とか、もっと前にするということをそこで叩きこまれたんです。


杉浦:
晴らしい出版塾ですね!
でもどうして出版塾に通われたんですか?


ジョー:
出版するにあたって、そういえば自分は出版関係のいろはを知らないなと思ったからです。そこでは、実際に本を書いた人の話を聞いたり、グループでブレインストーミングをやったり、自分が形にしたいものを書き出していったり、いろいろやりましたね。その経験が本を書く上で非常に役立っています。


杉浦:
構成とかもすでにできていて編集者として嬉しい限りでした。
出版まで順調に進んでいったと思うんですけど、本を出す上で何か悩んだりしたことはありましたか? 
やっぱり多忙で大変だったとか?


ジョー:
多忙はそうですね。悩んだと言えば悩みました。キャンセルできる仕事はキャンセルしたりもしましたし、通訳の仕事をしながら夜に文章を直したりもしました。
でも、一番悩んだのは、活字化することで僕が伝えたいと思っていることが本当に伝わるのかどうかってところです。


杉浦:
深い悩みですね。


ジョー:
これはもう本を出す前から考えていて、それまで僕はセミナーじゃないと自分が伝えたいと思っていることは伝わらないと思っていたんです。
でも、いつまでもそう思っていたら何も変わらないですよね。
だから、そんな思いを変えるために元日に

「今年は本を出すぞ!」

って書き出して、
部屋やトイレに貼ったんです。
そしたら本当にそうなっちゃったんです!

常にイメージすることで出版を実現させたジョーさん

杉浦:
本当は次の年の1月に出版予定だったんですものね。
本当にもう奇跡みたいなものです。


ジョー:
言霊ってすごいですよね。本気で書き出して、いつも意識したら、本当に変わってしまう。


杉浦:
実際、本を出してみて、悩んでいたことはどうなりましたか?


ジョー:
実際に本を出してみると、自分が伝えたいことを思っている以上に気づいてくれる人がいてくれることがわかりました。それが本当に嬉しいんですよね。活字でも伝えたいことが伝わる。そこに気づくことができたのは大きかったです。



◆15ヶ国語を話すマルチリンガルの
言語遅滞だった子供時代

杉浦:
いまの15ヶ国語を話す姿からは想像できませんが、子供の頃のジョーさんは言語遅滞だったそうですが、実際どんな感じだったんですか?


ジョー:
そうですね。例えば、子供っていろんなまわりの音を聞いて、大人の声を聞いて、友達と遊んだりしながら言葉を学んでいくものなんですけど、僕の場合、まわりを怖がる自分がいて、言葉は親からばかり教えてもらっていました。

15カ国語を話すジョーさんも小さいころは言語遅滞だった

杉浦:
引っ込み思案だったと……?


ジョー:
引きこもりです。
引っ込み思案を通り越して引きこもり。最初から言葉が理解できない、わからないからまわりが恐ろしい、怖いっていう感じですね。


杉浦:
お父さんお母さんとのコミュニケーションは大丈夫だったんですか?


ジョー:
両親は大丈夫でした。でも、他の子供たちの中になかなか入り込めませんでした。やっぱり私よりもコミュニケーションの才能のある子がいっぱいいたので。


杉浦:
女の子とかませていたりして言葉を覚えるのが早いですもんね。


ジョー:
子供の輪の中で話がわからないことが何度かあって、私はそこから逃げたんです。それからどんどん外に出たがらなくなって、そういうのが積み重なって、言葉を学ぶのが遊び仲間からどんどん遅れてしまいました。そうなるともう、それだけで知恵遅れというか言葉の習得遅れとなってしまうんです。


杉浦:
具体的にはまわりの子とどれくらいの差があったんですか?


ジョー:
毎日10個の単語を覚えたとして、それが3年くらいになると、ものすごい数になりますよね。10個×365日×3年で、本当は1万くらいの単語はわかっているははずなのに、僕の場合、実際はその3分の1だったり、10分の1だったりとかで、幼稚園、小学校に入るときでも、本当に言葉が全然わからないんです。みんなはすぐに歌を覚えるんですけど、僕は覚えるのがすごく遅いほうでした。
遊びだって遊び方やルールも言葉で説明しますよね。だから全然理解できなくて、単純なボール遊び以外は、どれもわかりませんでした。そんな子供時代だったんです。


杉浦:
まわりの話がわからないだけじゃなくて、ジョーさんが伝えたいと思っていること自体もよくわからなくて、それをうまく表現できなかったりするんですか?


ジョー:
ありがとうの気持ちとか伝えたいものはあって、どの言葉がその気持ちを伝えられるのかというイメージは働いてはいるんですよ。でも、やっぱり、その前の怖いという気持ちが強くて、逃げてしまうんです。母語ですらそんな有り様だったんです。


杉浦:
いまの
15ヶ国語を話せるジョーさんからは想像がつきませんね……。

過去を振り返るジョーさん

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◆次回予告

第1回目のインタビュー
いかがでしたでしょうか?


今回、語学要素が少なかったかもしれませんが、
次回はいよいよ言語遅滞だったジョーさんが
15ヶ国語をマスターする上で重要となった
語学を学ぶ秘訣
が明かしてくれます。


言語遅滞さえも乗り越えさせてくれる
語学を学ぶ秘訣とは何だったのか?


それを知ることで
あなたの語学力が飛躍するかもしれません。

どうぞお楽しみに!



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