2014年7月25日金曜日

こんにちは。
フォレスト出版編集部です。


いよいよ夏本番となりましたが、
皆さんはいかがお過ごしですか?
















連日暑い日がつづきますが、
たまにはクーラーの効いた部屋で
ゆっくり読書をするのはいかがでしょうか?


せっかく読むなら、
とても効果的で、
すぐに実践できる本
を読みたいですよね。


そんなあなたにおススメの本がこちら!

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『「空気」で人を動かす』(横山信弘・著)


発売1カ月半で、
たちまち【6刷】【3万部】突破


本書は、
多くのビジネスパーソンから大好評をいただき、


発売して2か月経った今でも、
売れ行き絶好調!


本当にありがとうございます!



今回は、本書の中から

チームや組織でなかなか動いてくれない人も、自らどんどん積極的に動き出す【超マネジメント・テクニック】

をご紹介します。


チームが積極的に動き出す!

チーム一丸となってやろうと思っても、
なかなか動いてくれなかったり、
「どうせ、そんな目標を達成するなんて無理でしょ?」
と最初からあきらめモードの人がいたりするものです。


そこでリーダーは、
その人を変えようと一生懸命になるわけですが、
なかなか変わりません。


「人」を変えようとしても、
「場の空気」を変えないかぎり、
どんなにすごいコミュニケーションスキルやマネジメントスキルを使っても効果が出ないことは、このブログでも、複数回にわたってお伝えしてきました。


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では、
「場の空気」を変えると、
どんな効果があるのでしょうか?


場の空気を変える


著者の横山さんは、
空気を変える効用として、
次の3つを挙げて解説しています。


1、最も持続性が高い
 チームが一時的に変わったところで、その変化が持続しないとまったく意味がありません。今日変わったからといって明日元通りになるのなら、むしろ時間のムダです。
「過剰承認」「金銭的報酬」はその代表例です。
 たとえ8カ月近くかかったとしても、いったん「場の空気」が引き締まれば、効果は長期間持続します。もしまた緩んできたとしても、簡単に締め直すことができます。

2、最も効果が高い
 チームの目標を達成する、結果を出すことが「当たり前」「普通」になっていれば、当然チームのパフォーマンスは高くなります。私はいつもこのことを、講演やセミナーで「損失回避性」という行動経済学の用語を使って解説しています。
「損失回避性」とは、同じ価値があっても、利益よりも損失のほうが、心理的インパクトが強いことを証明した「プロスペクト理論」からきています。
「当たり前のことを当たり前にする」
 そういう空気があるチームは当然、結果を出します。当たり前のことができなくなるというケースを「損失」と受け止め、その損失を回避しようという思考が働くからです。

3、最も再現性が高い
 誰がやっても、同じような効果がある。外部環境に左右されず、結果が安定するメソッドを、「再現性が高い」と言います。
 リーダーのカリスマ性や、昔なら通じたやり方は、再現性はきわめて低いものです。
 前述したとおり、日本人にとって「空気」は絶大な影響力があります。リーダーが誰であれ、その「場の空気」によって多くの人は価値判断します。したがって、最も再現性が高い方法と言えるでしょう。



チームや組織でなかなか動いてくれない人も、
自らどんどん積極的に動き出す
「場の空気」に変えることを、
横山さんは、


「空気革命」


と呼んでいます。

革命

横山さんは、
この「空気革命」を実行するための
具体的な基本テクニックとして次の3つを提示しています。


1、「空気」に向かって発信する
2、「コーチング」ではなく、「ティーチング」
3、正しい承認をする


本の中ではそれぞれ具体的に解説しているのですが、
ここでは、「1、「空気」に向かって発信する」を取り上げます。


 まずは、表面的な空気を整えていきます。この段階では、まだ空気革命は起きません。まずは「下地」をつくることからスタートするのです。


1、「1対1」の環境では声をかける
 あまりにも「当たり前」「普通」のことですので、短めに説明します。
 メンバーに対する、日ごろからの挨拶、ねぎらいの声がけをしましょう。相手に関心を寄せることによって「存在の承認」ができるからです。「行動の承認」ができなくとも、相手の存在自体を認めることはできます。
 リーダーが従業員やスタッフに対して「無視」「無関心」を装っていたら、「場の空気」が良くなるはずはありません。
 これから「空気革命」を起こそうと決めたら、これまで以上にメンバーに声をかけていきましょう。
 仕事の悩みを聞くとか、問題解決のために協力するとか、そういう深い内容ではなく、「おはよう」「お疲れさま」「今日は天気がいいね」「昨日のテレビ見た?」「週末、天気崩れるらしいよ」「お子さん元気?」といった挨拶や雑談でいいのです。
 私の場合、短ければ数秒、長くても「2分以内」で終了する雑談を心掛けています。
 これを習慣にします。気がついたらするのではなく、1日1回ぐらいは実践するのです。
「空気革命」の下地をつくっていくために不可欠のことです。

2、「1対多」の環境をつくって発信する
 リーダーと上司が「1対1」で向き合い、面談などをするのは、人を変えようとするやり方です。「空気」を変えるには「1対多」の状況で、リーダーが情報発信を行なっていくべきです。
「1対多」とは、朝礼や会議の冒頭に、メンバー全員が同じ場所に集まっている環境、あるいは、一斉メールなどリーダーからチームメンバー全員に同時に情報発信できる環境のことです。
 誰か特定のメンバーに向けてではなく、全員に向かってリーダーが情報を伝えていくのです。
 左の3つを使って、アクションをとることをおすすめします。
 ◎朝礼や会議などの講話……チームメンバーをできるだけ集めて、繰り返し同じことを言う。
 ◎協調者との対話……あなたの意見に同意してくれる人間と会話をし、その内容がチーム全員に聞こえるようにする。
 ◎メールによる情報配信……メンバー全員に向けて、何度も伝えたいメッセージを送る。
 なかでも、「①朝礼や会議などの講話」のように、直接会って発信する「単純接触」のコミュニケーションは、「③メールによる情報配信」などに比べ、表情やしぐさといった非言語データを伝えられるので、特に有効です。話す内容に関しては後述します。

、「8カ月間」は続けるつもりで、同じことを発信する
 チーム全体に染み込ませる感覚で、何度も同じ情報を発信しましょう。繰り返すことがとても重要です。すぐに成果を求めるのではなく、長い時間をかけて変革していくつもりで発信するのです。
 1人ひとりに伝えるのではなく、チーム全体の「空気」に投げかけるイメージで行ないます。
「部屋の空気が少し汚れてきたな」と思ったら、消臭剤をシュッとひと吹きしますよね。すると、霧となって広がり、フレッシュな空気になる。「シュッ、シュッ」とひと吹きするあの感覚で、チーム全体に向かって何度も伝えるのです。
(中略)
 同じことを何度も伝え続けることにより、チームメンバーの脳に「刺激─反応モデル」を形作ってしまうのです。そして、頭ではなく、身体が反応するレベルにまで落とし込むのです。
 これを「インプリンティング(刷り込み)効果」と呼びます。まさに「ブレない」ということです。

4、省略した「ぼかし表現」をしない
 第1章でも述べたとおり、日本語は省略されやすい言語です。そのせいで独特の「空気」が形成されていきます。
 ですから、正しい対策として、「省略」せずに情報発信することを心掛けましょう。意識の高い「自燃人」には伝わっても、「可燃人」「不燃人」には伝わらない可能性があります。
「今期こそは積極的にいこう」
「ベストを尽くすつもりでやってくれ」
「コスト削減を徹底してほしい」
 このような表現を「ぼかし表現」と言います。言葉をぼかしているので、空気もぼやけてくる、と覚えてください。
「積極的に」「前向きに」「ベストを尽くそう」「全力でいこう」というのはスローガンですから、こういった「ぼかし表現」を繰り返し浴びせても「場の空気」は変わりません。

5、「4W2H」を使う
「ぼかし表現」を避けるため、細かいディテール(細部)をつくり込みましょう。
 英文法で皆さんよくご存じの「5W1H」は、「いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」です。
 しかし、私は「なぜ(Why)」を省きます。これまで解説してきたとおり、「理由」など必要ないからです。
 これを変形させ「4W2H」とします。「誰が(Who)、いつまでに(When)、どこへ(Where)、何を(What)、どれぐらい(How much)、どのように(How)」となります。
「今期こそは積極的にいこう。新規開拓を徹底してやろう」
 ではなく、
「会社が始まって17年。今期で17期となる。最初の3年は10名弱でやってきたが、4期からは急激に人が増え、今では100名も超えた。営業所は4カ所に増え、東京営業所にいたっては60名を抱える大所帯となった。しかし問題も多い。前期、4つの営業所のうち、新規の開拓が目標に達したのは福岡営業所だけだ。そこでみんな知ってのとおり、今期は福岡を除く3営業所に2人の新規専門の営業を配属した。今期中に最低でも50社の開拓をしてもらう。想定外のことがあると思うが、なんとか達成しよう。毎月15日の経営会議で各所長から進捗を報告してもらう」
 (中略)
これを期初の方針演説で述べるだけで、それから省略しっぱなしでは困ります。


いかがでしたか?

「場の空気」を変える下地づくりについて
とても具体的に提示されていますよね。


その他2つの「空気革命」の基本テクニックは、
本書の中でご確認ください。


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ぜひ見かけたら手に取ってみてくださいね^^



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