こんにちは、
フォレスト出版の森上です。
昨日に引き続き、今回も
『新しい「男」のルール』の著者・潮凪洋介さんの
インタビューをお届けします。
▼ 前回のインタビュー記事はコチラ
http://forestpub.com/archives/52148731.html
今回は
●天職とは何か?
●天職を見つけるヒント
●会社での振る舞い方
●社会人として振るまうことの弊害
など、仕事に焦点を当てたインタビュー。
特に潮凪さんが
サンドバッグになることを説く部分は必見です!
サンドバッグになることで何が起こるのか、
その先には何が待っているのか?
その答えは、
ぜひ、あなたの目で確かめてみてください!
(聞き手)
フォレスト出版編集部 『新しい「男」のルール』担当編集者 森上
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●天職とは?
森上:
潮凪さんが考える「天職」とはどんなものでしょうか?
潮凪:
僕自身で言うと、自由になることや恋をするような、心をドキドキさせることを手伝う本を書いたり、トークショーをやったり、イベントをやったり、ワークショップをやったり、学校を作ることです。
一般論で言うところの天職は何かというと、
お正月とかお盆に仕事をやっていても、笑顔でありがたいな、と思えるようなものが皆さんにとっての天職だと思います。
森上:
結局、天職というのは、どんなときでもそれをすごく楽しんでできるもので、自分に合っているものが一番大事ですよね。
潮凪:
そうですね。
そして、それは振り切れた遊びをしたときの楽しい瞬間の中に絶対転がっています。
振り切れた遊びの中。
例えば、酔っぱらって度数の強いテキーラ飲んで、踊って、ぐるぐるぱーなときにあるのが天職かもしれないですね。
本を書く人もいるだろうし、企画を立てる人もいるだろうし、お坊さんかもしれないし、お医者さんかもしれないですよね。自分の全開のときに憧れ感を感じられるものがそうなのかもしれません。
●サンドバッグになろう!
森上:
天職を見つけるためには、今の会社をやめなければいけないこともあると思うのですが、それに関連して、今回の本の中で、ただひとつだけ注意したいことがあると書かれていましたよね。「怒られて、注意されて、鍛えられるのも大事なこと」だ、と。またこれもすごくいい意味で新鮮だなと思っていました。その辺をお話ししていただけませんか?
潮凪:
そうですね。期間限定サンドバッグになることは人間必要で、前向きなことを進めていって楽しく仕事で成功するときにも、やっぱりディフェンス力って必要なんですよね。
サンドバッグになるということは何かというと、自分の心が折られないための、的確な判断をするためのディフェンス力を鍛えるということです。
何もしないままで、攻撃をされたらそのままダウンしてしまいます。でも、サンドバッグになる覚悟をして、実際になってみて、攻撃を食らうと、こういう攻撃のときにはこういう避け方をすればいいんだなとか、こういう反撃をすればいいんだなということがわかってくる。
そうやって続けていくうちに自分の芯ができてきて、周りから激しく攻撃されたときでも、平常心を保つことができるので、サンドバッグになることはものすごく大事なんです。
森上:
なるほど、自分の力をつけるためにも、ディフェンスの仕方を体で学ぶべきだということですね?
潮凪:
そうです。僕自身社会人になって2社目のときは、「3年間絶対上司に逆らわない」と決めて、サンドバッグになったときがありました。かなりキツかったですが(笑)。
森上:
その3年間が活きているんですね。
潮凪:
かなり活きてます。お前アホとか粗大ゴミとか言われても、動揺せずに笑顔でいられる。
「そうですね、この会社からしたらそうだと思われますよ。僕みたいなやつは」と言いながらも、折れるんじゃなくて、さあ明日からどう希望を持って楽しい人生を作っていこうかと虎視眈々と考えてるんです。
そういう感情を切り替えるスイッチというか、世渡り術の精度を上げていきました。
いちいち頭にきたからカーッとなるんじゃなくて、気持ち悪いくらいの平常心で、すり抜けていく。そういうディフェンス力を持っていないと、やっぱり人間、一事が万事、トラブルに巻き込まれたときに、いきがっていると、目立って、相手を刺激しちゃって、刺されて死ぬのと同じですよね。
●自分が自分で
なくならないためのアナザーパラダイス
森上:
やっぱり顔には出さないけれど、それでも、「なにくそ!」という気持ちはありましたか?
潮凪:
もちろんあります。最終的には無感情になっていたんですけど、最初のうちは我慢するということの練習でしたね。
「訓練だ」、と戦略的に考えて我慢をしていたので、納得はいくんですけれど、ここまで抑圧してくるのか、と思うときもありましたよ、やっぱり。
例えば、僕を目の敵にしている部長さんがいたんですが、僕の名刺も作ってくれないわけですよ。部長は中卒か高卒の人で、「君みたいな大学出ている奴がむかつく」ってがつがつ言ってくるんです。
しかも、ギャグを言ってくるんですけど、それが本当につまらない(笑)。もう、本当、知らないおっさんだったらハリセンでぶっ叩きたくなるような人だったんです。
会社の上司だから聞いてやっているんだって思いながらも、まったくもって笑えなかったんですよ。本当は笑うべきなのに(笑)。それで冷ややかな目で見ていたら、「君はユーモアセンスがないな」って言われて、次元がひっくり返るわけですよ。ああ会社ってこういうことなんだなと。
ここで生きるためには、ピエロにならないと毎月給料がもらえないぞと思うことが会社の中では何度もありました。そうしているうちに自分の心を臨機応変に白を黒に変える、そういうテクニックを見つけました。二重人格になりきったんです。もう一人の自分がいて、表面ではそうですねって笑えるようになれた、いや、なってしまったんですね。
それから「私もあの部長が嫌いだから弾劾しましょう」ってやつが出てきて、一緒に力を合わせて糾弾しようとしたんですが、実は部長が送り込んだスパイだったんです。
すごかったんですよ。徹底的に潰される。
部長から呼び出されて、「僕をやめさせるとか言ってたらしいじゃないか」って聞かれるんです。そうきたかと。
これはドラマの世界だなと思いました。
すかさず僕は演技で、そんな言ってもいないことで疑われるなんて悔しい、こんなに頑張っているのにって、泣いた演技をしたんですね。
森上:
切り抜けるにはそれしかない、と。
潮凪:
そうです。でも、そんな命乞いをするような経験からでも、色んなことを学ぶことができました。僕はその経験をありがたいと思っています。
そういう本当にボロ雑巾みたいな経験がなければ、今まで自分が書いてきたような本を書く資格はないと思うんですね。ずっと順風満帆で生きていたら読者の辛い気持ちなんてわからない。だから、そういう読者の辛い気持ちがすごくよくわかる今が嬉しい。
でも弊害があったんですね。
そうやってピエロをずっとやっていたら、その状態が段々本当の自分を侵食してきて、イエスと思っていないのにイエスと言う、面白いと思ってないのに面白いと言う。
しまいには、友達に最近トークにキレがないね、なんて言われてしまうんです。そういうこともあって、いよいよヤバいなと思って、ついにその会社をやめたんです。そうしてつくり上げたのが、抑圧を爆発させるための……アナザーパラダイスなんです。
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◆次回予告
第2回目のインタビュー
いかがでしたでしょうか?
天職は遊びのなかにある!?
サンドバッグになることにこんな意味があるのか!
と驚きいっぱいの第2回でした。
そして気になる
社会人として振る舞うことで失った
自分を取り戻す、アナザーパラダイス……。
さて、次回はついに最終回!
●好きなことを続けるためのアナザーパラダイス
●アツい文章を書く秘訣
●本とのつきあい方
●かっこいい男とは?
●男にとって女とは?
●仕事をするように遊び、遊ぶように仕事をする
●『新しい「男」のルール』で伝えたかったこと
●超積極的現実逃避のその先
などなど、
出し惜しみなしのインタビューをお送りします!
特に、今回インタビューの最後に語られた
アナザーパラダイスが
人生を変えていく体験談には目が離せません。
どうぞお楽しみに!
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