春一番が吹きました。
もうすぐ、2014年度がはじまります。
このタイミングを機に、
新たな抱負を持とうという方が
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに私の来年度の抱負は、
「無駄な時間を減らして、
重要な時間を増やす」
です。
それは、本日発売の新刊を
読んだのがキッカケでした。
『1分間時間術』石井貴士 著
「1分間の積み重ねが年間4000時間を生み出す!」
とありますが、本当です。
「年間4000時間」というのは、
日数に直すと、なんと166日分になるのです!
ビックリするくらい尖っています。
しかし、説得力抜群です。
なぜなら、メソッドが非常にシンプルすぎるので、
カンタンに腑に落ち、納得できるのです。
そのメソッドこそ、
私が抱負に掲げた
「無駄な時間を減らして、
重要な時間を増やす」です。
見るからにシンプルですよね!
新聞、夕刊、雑誌、スポーツ観戦、ニュース番組、
回覧板、テレビドラマ、知人・友人、ギャンブル……
挙げていけばキリがないのですが、
無駄を生み出すものは数え切れないほどあります。
「いやいや、新聞もテレビも知識が得られる」
「知人・友人が無駄とは、これいかに」
という方もいらっしゃると思います。
あるいは、
「無駄こそが人生を豊かにするんだ」
という方もいるでしょう。
たしかに、
成功者たちはおしなべてこんなことを言います。
「人生に無駄な経験は何一つない」
「99%の失敗の結果、1%の成功が生まれる」
しかし、
これを真に受けてはいけません。
成功したから言えることなのです。
成功していなかったら、まったく説得力はありません。
もし本当にこの言葉が真理ならば、
みんな積極的に無駄なことをしなければなりません。
パチンコのような生産性のないことに時間を使ったり、
あるいは無駄な努力ばかりしている人間が
成功できるとは思いませんよね?
3年位前、会社近くのパチンコ店に入った時、
写真のように、ヘソの前で玉が釘に挟まってしまいました。
頭にきたので、「これは、あまりにも酷いのでは……?」
と店員に見せたところ、
「いやあ、古くなると釘が曲がっちゃうんですよね」とのこと。
「ふざけんな! 二度と行かねえ! 時間と金の無駄!」
と思ったものです。思っただけで、言ってはいないですよ……。
おそらく、無駄ばかり積み重ね、
不遇な状況下にある人が、自分を慰めるために
上記のような成功者の言葉を拾ってきて、
都合よく解釈するのでしょう。
◎回覧板があなたの人生を変えましたか?
◎今朝見たニュース番組から、ビジネス成功のヒントを得られましたか?
◎「あいのり」や「テラスハウス」を見たことで、あなたに恋人ができましたか?
◎友達とワイワイ居酒屋でダベっているようなヌルい時間を
アインシュタインやエジソンが過ごしたと思いますか?
彼らには友人と酒を飲みながら愚痴っているヒマは
なかったはずです。
気を抜くと人生は無駄だらけになってしまいます。
基本的にそこから得られるものは
何もないと考えるべきでしょう。
22 歳で就職して60歳で定年退職したと仮定して、好きではない仕事をしてしまったら、38年が時間の無駄です。
確かに、あなたは嫌なことに耐えたかもしれません。
ですが、その時間は、あなたの人生の価値にはカウントされない時間です。
どうでもいいテレビ番組を観てしまい、あなたが本当に好きなことができなかったとしたら、それはあなたにとっては人生の損失となった時間です。
テレビ番組よりも、あなたの好きなことのほうが優先順位は高いのです。
どんなに楽しいラジオ番組よりも、どんなに素敵なミュージックよりも、あなたのやりたいことのほうが優先順位は高いのです。
――あとがきより
『1分間時間術』では職場や家庭、習慣など、
日常の場面ごとに、無駄の正体を明らかにし、
それをいかに取り除いていくか、
そして貴重な時間をいかに増やすか、
かなり具体的に述べられています。
人生の価値は、貴重な時間の総量で決まります。
ぜひ、本書を読んで、
時間の正しい使い方をしていただければ!
■――目次――■
序 章 時間を奪っているモノの正体とは?
第1章 時間術のスタートライン
第2章 「メディアタイム」をやっつけろ!
第3章 与えられた娯楽から真の娯楽の時間へ
第4章 時間を奪われる側から奪う側へ
第5章 時間を生み出す師匠の選び方
第6章 家庭のルールを見直そう
第7章 人間関係を整理してでも時間を生み出す
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